◎ 連休に入る前にいくらかに頭を捻り、退屈な時間の予防策をささやか也に立てておきました・・それがコレ・・古本屋さん書物 !! 十代の頃に "坊ちゃん" と "硝子戸の中" なんかを読んでいたので、久々に講義をよろしく漱石先生なのでしたが かなりワクワクした気分で、これから釣りに出かけたり カブト虫なんかを追っかけに、クヌギの林へ行くような昂揚感で一杯・・
いや～と、坊ちゃんはよかったのだし これが済んだら "草枕" も行くべ～・・ なんて考えてたりしていた自分だったのでした。 けれどアトでゆっくり考えたら、図書館に行けばタダだったのだし あそこにゃパソの本なんかだって置いて有るのだし、こりゃ失敗々の巻だったのですが・・ 
◎ けど、その時はそんな名案が浮かぶ訳でもなし、ここらはしやんめ～で、仕方がないのです で、50円あたりで文学をば楽しめりゃ、コンビニで新聞買うより安いし 新聞てのがこの頃見てても、ちっとも面白くない状態だし それに比べりゃ中味も充実してるだろう・・って、それだけの気分位しか湧かなかった訳ですから
・・ で、講義が始まって60頁辺り迄進んだ時点で、試合中止のギブ・アップ状態が始まってしまうとは・・の予想外の展開がまさかに勃発 「こりゃなんだ !! 話の中にまるで入っていけないじゃないか・・？」 状態で、自分の品格や中味の程度 常識や現時点での精神状態を疑う信じられない羽目に・・
◎ 試合開始2分あたりで 、TKO負け・・ならいくらかは納得だけど、ぬわんと？ 自分からの試合放棄なのですから・・思いがけずにこんな不幸な出来事になってしまったので、さすがに悔しさからか？ せめて自分の兄弟の中でも、ここいらの行動を起こしそうな輩を選んで 電話をしてみるコトにしてみたのですが （ボクたんは7人兄弟の4番目であり、上から数えても下から数えても4番目のセッチン詰め状態）
兄の一人は 「よく64頁まで行けたよな・・」 妹の2人が 「12頁あたりでやめたよ～」 状態らしきでいくらかに、ホッ・・明治は遠くなりにけり・・ なんて事を、よく我が母上さまが口にしていたのを覚えて居るのですが あまりにも生活環境や人の行動や当時の一般常識、そして文の方向性や世の流れなどがさっぱり掴めないのは やはり時代らしき言葉や、新しいとか古いなんて偏屈な部分が 多少どころか大いに関わってくるのかも知れません◎ ・・自分にしてもPC98やHPのLX200 そしてWINの95なんかを、今やってみろ・・なんて事になったら かなりに悲惨な気分に成るでしょうし 何かイケナイ世界に、飛び込んでしまった様な 摩訶不思議な気にさせられてしまったのですが しかし？ そこいらを痛切に教えて下さった、漱石名誉教授はやはり凄い人なのでありましょうか !!
・・なんてやっぱり思ってしまうのですが、イヤしかし驚きました実際 !! コレを最後まで読み終えられる人は、スゴイし偉大 !! どれ位に偉大かは順天堂医大だのと 哀しくもシッチャカ状態になって来て こんな有様じゃ自衛隊への入隊あたりも、ムリだろうか？
◎ トシもトシだし、「役立たずの非国民は、カンボジアあたりで地雷拾いでもやってろ・・」 くらいがせいぜいになってきそう・・？ しかし、今迄も折につれ、こんな風なのが世の中や人生だったのでしたっけ・・ トシが往き、人間に飽きが来たら 次には仙人の道でも目指せばいいんじゃないのか？ 建設的だし将来性もいい・・まして前向きだし !!
なんて風に思ってもいたのが、かなり安易で甘かったらしき意見で真っ下かさま・・ただ、いくらかの慰め？ に練習をやっておいたと考えれば、せめてもの救いにはなるかも !! しかし、参った・・幼き日々に "雨ニモマケズ"に感動し、宮沢賢治ってのはなんて凄い人なんだ !! と涙したのでしたが その数年後に読み直し、ラストの処に来て愕然とした日々が脳裏に蘇るのです◎ そふゐふ人に私はなりたひ・・あの時は裏切られた !! 等と実際落ち込んだのでしたが、それこそが"青い"と云う時期だったのでしょう 今ならば、要は前向きに・・と、捉える事が出来るけど そうだ !! 取りあえずにこれはもう、仲代達也の映画版にでもすがってみたらどうだろう？
色々と策だのテを講じないと、シャクにさわった儘では 晩のせっかくの一杯もまずくなってしまう・・取り敢えずの案が出てくれたんで一安心だし 一服したらば即、反撃 !! の日曜なのでありました
