脇道を行く / yakurou

ーつれづれに、日々の暮らしをはらはらと・・ー

★ 先人たちの宴 / 貸本世代の原画・考

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◎ 今回のテーマはプロの世界方面の突っ込んだ話題らしき・・? で、ココロの準備はOKでしょうか? と、ちょっとまたいつもの独り言らしきで行っちゃいますね もう、いにしえ・・なんて頃の話なのですが、かなりにビックリした事がありました。 !! 初めての事でしたが、さいとうたかを大先生様のさいとうプロに読者として お便りを出させていただいたのですが、なんと? これに対して返事がきちゃったのです

これはかなりうれしかったですね~ 当時はまだ、さいとうプロは雑誌での方面に、進出したばかりで もっぱら活躍の場は、貸本屋向けの単行本がメインでしたし 読者向けに小冊子なんかを作ったりして、さいとうプロとしての独自の世界を設けていました 以前と違い、自分のプロダクションから本を出す様になっていたし 活動の場を大阪から東京に移したようでもあり、多くの単行本の作家陣の先頭を走っているようでもありましたf:id:yakuroutan:20180910113311g:plain◎ 最初の画像は、現在では入手がかなり難しい気のする 貸本時代の単行本で、ゴリラ・マガジン・・ さいとうプロの船出になっていた感のする作品群で、かなりの期間が費やされました・・で、返事をいただいたのが、ハガキでなく封書であり その中に読者プレゼントが同梱されていたのですが、ビックリしたのが コレになりますが2番目の画像のモノです

もう著作権の時効も切れたろうし、描いた側が著作権なんかを無視した ファン・サービスらしきコトをやっていた訳なのですが まさか原稿をプレゼントしてくれる・・なんてコトは考えてもいませんでしたから、呆気にとられてしまいました 水木しげるさんなんかもそうですが、昔の作品が現在に蘇らないのはこういう事情になります !!

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★ さいとう たかを氏

◎ ネット世界では、アナログ手法で絵をアップして居る方等もおられようですので そこいらも考慮し、ちょっと使用している動具方面の事なんかにも ついでにここいらで紹介します 上のコマ・・ゴリラマガジン38号の"湯気"と云う作品のページの最下段の切り抜きで 下はかなり初期の代表作の台風五郎シリーズです!!  タッチがいくらか変わってきてますでしょ? 

こういうカンジで封筒で送られてきたのですが、  さいとうたかを大先生様の現在のタッチを見ていると サインペンらしき気がしてます で、この当時は文房具屋ではまず置いていないGペンでメーカーはタチカワ  インクはこれも変わっていてハヤシと云うメーカーのインク その後にパイロットの製図用に変えてます 墨汁だとペン先に、かなりカスが溜まるんですよね  紙はさいとうプロ特製原稿用紙で ちょっと画用紙っぽいザラっとしたカンジのモノ  

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◎ 青く見える部分は本になった場合に、グレーで表現されるアミと呼ばれる部分ですが 染料の都染めを使用・・ ちなみにスクリーントーンや、インスタン・テックスを 最初に使い出したのもさいとうプロ・・ 左の背景の黒い部分や、髪の毛のベタと呼ばれる部分は 当時マジック・インキでやってました 

上の真ん中の絵では、女性の作画は、山田セツコ女史が担当・・ ちょっと説明を、上からゴリマガ38? 湯気 下左から デビル・キング 山男よく聞ーけよ ゴリマガ40? 取り調べ室 台風五郎シリーズ

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★ 石川フミヤス氏

◎ 個人で活躍してたのが、何時の間にか さいとうたかを氏 と、手を組む様になり そのうち チーフ になってしまったらしき重鎮の一人 !! さいとうプロの黄金時代を築き上げたメンバーの一人で もの静かな印象の方でありました ・・で、作品名解らず・・

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★ 武本サブロー氏

◎ さいとうプロの黄金時代を築き上げたメンバーの一人で 石川さんと飛車角を争う様なヒト・・と、云う想い出があります 通称 もっちゃん

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★ 甲良幹二郎

◎ 貸本時代のさいとうプロでは、いくらか後期のメンバー・・以前のペン・ネームは 甲良よしあき だったけど、平幹二郎のダンナに影響されたみたい? プレィ・コミックなんかでお馴染みになってました 通称 ペプシ 上解らず?下ゴリマガ40? 私を愛した影

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★ さいとう ゆずる氏

◎ 後年、独立してひばり書房なんかでやってましたが 少女漫画っぽい方面を得意にしてた方 作品名解らず

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★ 山田セツコ氏

◎ 後年に、さいとうたかをセンセの奥様になられた方・・カレーライスの匂い を想い出します 作品名解らず

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★ 永島慎二

◎ COMの フーテン でブレィクしましたが ゴリマガでやってた 人間劇場シリーズ だとかで、ずいぶんイイ味だしてた方です 新宿の漫画喫茶 コボタン で初めて会ったのに、「続けて飲まないか?」と、始まり ガキンチョの自分と、朝まで新宿で飲んでくれた経験が・・ちょっと役者みたいな雰囲気で ジャズが似合いそうな方でした

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★ 園田光慶氏 (ありかわ 栄一)

◎ ゴリラマガジンでは自分のプロダクションの人間だけでなく 時たま助っ人らしき人がひょこっと入って楽しませてくれましたが その中の一人が園田光慶氏で現在の劇画のアクション技法を最初にやった偉大な人になります サンデーの"あかつき戦闘隊"なんかをやってましたが 惜しくも亡くなられてしまいました 通称 ありやん 下は、アイアン・マッスル・シリーズから 血の流れるまま

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◎ これは少年キングに載せていた"車大助"になりますが、フリーハンドの斜線部分が職人ぽいし  修正のホワイトのポスカラや、ネームの写植が雰囲気を盛り上げてくれてます 下はゴリマガ36 咬ませ犬 さいとうプロの面々の、Gペン・タッチと違い いくらか柔らかめのカブラ・ペンのタッチだと思いますf:id:yakuroutan:20180910154918p:plain

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★ 横山まさみち

◎ ヒット作 あぁ青春・シリーズ ずいぶん後から、まるで違うジャンルを始めだしたので いささか驚かされた方・・とにかく初期は真面目一辺倒だったから、ウソでしょ気分ですよ 哲学的なモノが多かったみたいだったし・・。 で、これにて終了?f:id:yakuroutan:20180910155007p:plain

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